私たち、障がいを持つ子どもの親の願い

この度念願のホームページが立ち上がることになりました。

これで、ひなたの事業所紹介をする機会があるときに、たびたび「HPありますよね?」と言われる何気ない一言にズキッとすることもなくなります(笑)。それはともあれ、皆様にひなたのことをお伝えできる機会が出来たことを嬉しく思います。
ひなたは、平成21年に「発達障がい児を支援する会 ひなた」としてペアレント・トレーニング、ソーシャルスキル・トレーニングなど、当時サービスが無かった発達障がい児に特化した活動をするために開始しました。

その後平成24年に地域の諸事情により知的障がい児・障がい者も含めた支援をするために、障がいのある子どもを持つ7人の親たちが発起人となり「ひなた」と名称変更して障害サービス事業を開始しました。ちょっと大げさに紹介させていただきますと地域貢献のために立ち上げました。



法人立ち上げの時の決意を胸に

以下は平成24年の立ち上げのときの覚悟です。
「障がい児者及び保護者は、生まれ育ったこの町で暮らし続けたいと願っています。そのためには、障害福祉サービスを一層充実させる必要があります。当法人は障がい児・障がい者の地域生活に必要なサービスを順次提供していくことでこれらの社会的課題を解決していきたいと思っています。また、障害者総合支援法以外で地域生活に必要な場合は、自主事業として段階的に取り組んでいきたいと思います。当法人が継続可能なサービスを提供する事業所となることで、ご本人やご家族が安心して地域で暮らし続けることを支援していきます。」
私は根っからの自堕落な主婦です。そんな主婦がこんな大業なことをしているわけですので時々心が折れそうになることもあります。そんな時はこれを読み返し「初心を貫く」んだったと奮起しています。



私たち障がいを持つ子どもの親は

私たち障がいを持つ子どもの親は、我が子が地域に根付き安心して暮らしてほしいと願っています。
そのために親がしてやれることは地域での知り合い作りではないでしょうか?「遠くの親戚より近くの他人」とは昔の人はよく言ったものです。
お隣さんは、障がいを持ったあなたの日々の子育ての悪戦苦闘状況を、何も言わないけれどきっと静かに見守ってくれていたはず…。
想像してみてください、もし災害が起きた時にとりあえず助けを求める先を。あなたも隣にそういう方が暮らしていたら気にかけるように、きっと気にかけてくれるはず。
障がいのある人ばかりでなく、私たちもこの先必要なことは近隣の人たちも含めた地域での繋がりです。今の世の中は価値観がどんどん多様化する中で、この思いを共有できない人とも地域を作っていかねばなりません。

地域で繋がっていくことを大切に

障がいを持つ人たちは感動を与えられる人々ばかりではありません。感動を与えられない彼らや、私たちも必要なことは地域で繋がっていくことです。
そんな地域でつながりを作ることに、我々障害サービス事業所も一役買わなければならないと思うのです。この先のひなたのミッションとして取り組んでいきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

--コラム執筆--

NPO法人ひなた 代表理事 笹野眞智子(ささのまちこ)

ウィリアムズ症候群の息子と東郷町で暮らす。 息子が保育園の時に町内に住む障がい児の保護者で自主グループ(親の会)を発足。 息子小学校4年生の時にウイリアムズ症候群の仲間と、親の会を発足。 東郷町知的障害児者連絡協議会(知障連)を町内の他団体と発足。 H17年心療内科心理職で勤務時に行動療法・応用行動分析療法を学ぶ機会を得る。 その後、行動療法学会、行動分析療法学会、発達障害学会の学会員となる。 平成21年知障連の会員の有志とNPO法人ひなたを設立。

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